育児短時間勤務制度の実際〜ママ達の体験談〜

育児短時間勤務制度のエピソード集!

厚生労働省の調べによると、育休を取ってから復職する人の割合は男性で99.6%、女性で89.8%となっています。(平成24年度の雇用均等基本調査より。)
育休から復職した人、特に女性は、勤務時間について短縮措置などを受ける人も多いはず。

育児短時間勤務制度を利用しつつ、仕事と育児の両立をしているママさんたちの声を集めました!

みんなの育児短時間勤務制度エピソード

  • 子育ての面から考えればとてもありがたいのですが、仕事として考えると同僚に悪いなーと思います。そのため、休日出勤などの際に自分が替われる時には、すすんで出るようにしています。
  • 職場の同僚、特に女性たちから嫌味を言われることがあります。彼女たちには実際負担が行ってると思うし、素直に頭を下げるようにしています。
  • これって労働者の権利ですよね?自分が時短制度を使うことに抵抗はないし、できれば規定ギリギリまで長く取るつもり。だって子供が大事でしょう?
  • 時間的に育児との両立がしやすくて助かってます!でも、時間が短い分責任ある仕事ができないので、仕事大好きな私としては物足りません。子供から手が離れたら、バリバリ仕事します!
  • 時短制度を使ったことのある人が何人かいるので、理解ある職場です。でも、こうやって早く帰ることで、自分が社会の役に立ってるのかなってウツっぽくなることも・・・。子供のためだから、仕方ないですけど。
  • 法律で決められた権利ですけど、同僚にフォローしてもらっているし、早く帰って当然という顔はしないようにしています。こちらの姿勢によって、相手も受ける印象は違うと思うんですよね。
  • 自分がバリバリ仕事していた頃、時短制度で当たり前のように早く帰ってしまう先輩がいて。その態度はどうかなぁって思ったので、自分はやっぱり職場の人に対するお礼は欠かさないようにしてます。

育児短時間勤務制度活用のまとめ

いかがでしたか、人によって結構考え方が違うことが分かりますね。

確かにこの制度は労働者の権利ですが、会社組織とは人の集まり。
権利を行使しつつも、やはり周囲の人への思いやりは必要です。

  • 負担を追ってくれている同僚への感謝を忘れない
  • 時間内は、謙虚な姿勢で誠実に仕事をする

この2点を心がけながら、勤務するようにしましょうね。

その上で、嫌味を言ってくる人や意地悪をする人がいたら、仕方ありません。
この人はそういう人なんだと割り切って、大人として対応しましょう。

もし上司が話の分かる人であったり、会社の人事部などにコンプライアンス相談室などがあれば、そこへ相談しても良いかも知れません。

そもそも育児と両立しやすい仕事は無いのか?

私はキャリアアドバイザーとして、女性の育児とキャリアの両立を考えてきました。
それには、「時間の融通」が最も重要となってきます。

このサイトでは、私が考えている「子育てと両立できる仕事」をランキング形式で掲載しています。
各仕事を5つの側面から点数づけして、チャート形式でご紹介することで、それぞれを比較しやすい工夫をしたつもりです。

ワーキングマザーとしてこれからもキャリアを積んでいきたいとお考えであれば、ご自分のキャリアプランの参考に、ぜひ一度目を通してみてください。

キャリアのプロが選んだ「子育てしながらできる仕事ランキング」を見る

子供を抱えながらのビジネスライフは、簡単ではありません。しかし、やり方を工夫すれば、新たな道が拓けることもあります。
理想の生活が手に入るまで、粘り強く努力していきましょう!

子育てしながらできる在宅ワーク、キャリアアップできるのはどんな仕事?

時短勤務中の給与はどうなった?~働くママの生の声~

時短勤務中の給与、一体どうなるの?

money_chokinbako産休や育休から復帰したのち、時短勤務で仕事と育児を両立している女性は少なくありません。
会社が考慮してくれるのはありがたいけれど、お給料がどうなるのか、ちょっと気になりますよね。

そこで、ママさんたちの生の声を集めて現状を分析してみることにしました!
また、法律の観点からも、時短勤務中の給与について見て行きたいと思います。

働くママの時短勤務給与の体験談

  • 勤務時間が8割になっているのですが、役職手当などがつきませんので新卒以来の低いお給料・・・。給与明細を見て、目を疑いました。会社に席があるだけ、いいんですけどね。
  • 営業なのですが、基本給が安く、他は手当や業績給で補われていたので、出産前の約半分に減ってしまいました。ノルマは8割減なのに、給料は半分です。納得はしてるんですが、実際の額を目にしてちょっとへこみました。
  • 5万くらい減りましたかねぇ。普段は在籍できるだけありがたいという気持ちでいますが、たまに思い出すと悲しくなります。早く普通の勤務に戻りたい!
  • 私も数万単位で減りましたよ!人事部からの説明もあったし、納得はしているんですが、保育園の費用が高くて・・・。家計的には、戦略を練らないとなりませんね(苦笑)
  • 私は給料が減るのは困るので、時短勤務してません!家計的に無理ですから・・・。残業が少ない職場なんで、何とかやってます。
  • 時給制だったんで、時間が減った分時給が減りました。うーん、マイナス4万くらいかな?でも、時給なんで、復帰前からいくらになるか分かってましたし、納得です。役職ついてる人みたいなショックはないですね。

いかがでしょうか。多くの人が、時間が減った分の給与減は納得しているものの、実際の金額を見てショックを受けているようですね。

検討!時短勤務でどうしてそんなに給与が減るの?

金額を見てショックを受けた人の中には、時短勤務で勤務時間が8割になったから、給与も8割になるはずと思っていた人が見受けられます。
しかし実際の減額はそれ以上のケースが多数。

なぜそんなに給与が減ってしまうのでしょうか?

時間が減った分はお給料も減る

法律的には、勤務していない時間帯のお給料を支払う必要はない、となっています。
誰しも納得とは思いますが、時間が減った分だけ給与も減ってしまいます。

手当などがはずされるケースも

今までもらっていた「お給料」、内訳を見てみると、基本給以外の「手当」が多い場合があります。
手当には、「通勤手当」「住居手当」「時間外手当」などさまざまな種類がありますが、時短勤務によって減ることが多いのは、「職務手当」でしょう。

隠れたネック!社会保険料

手当以外の部分ですと、お給料が大幅に減る理由は社会保険料にあるかと思われます。
「お給料」の内訳を見ると、社会保険料が天引きされていると思います。
時短勤務で基本給が8割になっても、社会保険料がそこまで減額されるとは限りません。
そのため、予想外に手取りが減るというケースが発生しているようです。

子育てしながらでもやりがいを持ってできる仕事はないの?

給与明細を見ながら、子育てと仕事のやりがいの両立の難しさに直面した女性たち。
どうしてもモチベーションが落ちてしまうのは、人の心理としてやむを得ないかも知れませんね。

それを乗り越え、在籍させてくれる会社に感謝しながら、そのまま仕事を続けることは素晴らしいこと。
しかしもし、転職を考えてしまった時は・・・ちょっと待ってください。
小さいお子さんを抱えながら、面接を通過するということは想像以上に大変なことなのです。

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キャリアのプロが推奨!これが「子育てしながらできる仕事」!

キャリアアドバイザーとして、私は女性のキャリアと育児の両立について検討を重ねてきました。その結果、スキルを身に付けて独立開業することが一番適しているという結論に達したのです。

その理由は、面接を通過する必要もありませんし、子供が病気の時も、看病しながら仕事をすることができるから。

もしお子さんをかかえて転職を検討するのであれば、その選択肢もどうか、視野に入れてみてください。
具体的にどんな職種での独立がワーキングマザーに適しているのか、このサイト内でまとめていますので参考までにご覧いただけると幸いです。

子育てと仕事の両立をさせるなら在宅ワーク!

仕事を続けるにしても、転職するにしても、人生を充実したものにできるか否かはあなた次第。
悩める子育て時期に、自分の生き方を見出してください!

出産後の時短勤務は法律で決まっている!~育児休業法~

時短勤務は、育児休業法で約束された労働者の権利です!

育休から無事に復帰したあと、会社に勤務時間の短縮を申し出たら断られてしまった・・・。そんなケースをしばしば耳にします。仕事を失うよりはマシとそのまま納得して定時まで頑張るワーキングマザーもいますが、実のところ時短勤務は育児休業法に定められた制度なのです。会社としっかり交渉するためにも、法律の知識を身に付けておきましょう!

育児休業法に規定される時短勤務のルール

育児休業法では、時短勤務について下記のように定められています。

対象者

満3歳になる前の子供を育てている労働者(男女)

手続き

労働者から会社に勤務時間の短縮を申し出る

会社側がしなくてはならない対応

その労働者が勤務しながら子育てできることを容易にするための措置を講じなくてはならない

その他会社側の義務

時短制度を導入しなくてはならない。

  • 就業規則で規定を作る義務
  • 対象者は子供が3歳未満の労働者とする
  • 就業時間は原則1日6時間とする

ただし、下記の条件に該当する人は、会社に協定がある場合に、時短勤務に変更できない場合があります。

  • 入社してから1年を経過していない労働者
  • 1年以上雇用しているが、勤務時間の短縮をしないことに合理的な理由がある場合
  • 業務の性質や業務の実施体制において、時間短縮が困難な業務についている場合

もしもこの3点に該当して時短勤務ができない場合にも、会社は「労働者が仕事をしながら子育てすることが容易になるような措置」を講じなくてはなりません。

その他勤務時間に関する法律の規定

その他、小さい子供をかかえる労働者は、勤務時間について下記の請求を行うことができます。

1.残業の制限

満3歳を迎える前の子供を育てる労働者が請求した場合には、会社は時間外労働をさせることはできません。

2.残業時間数の上限設定

小学校就学前までの子供を育てている労働者が請求した場合には、会社側は月24時間、年150時間を超えて残業させることはできません。

1と2どちらも、会社と労働者が協定を結ぶことで、下記の条件に該当する人を対象外とすることができます。

  • 同じ会社に雇用されてから1年経っていない
  • その他、残業をさせないことに合理的な理由がある場合

3.深夜労働の制限

夜22:00~翌朝5:00までを、労働基準法では「深夜労働」と呼びます。
小学校就学前の子供を育てている労働者は、この深夜労働を断ることができます。
ただし協定がある場合、下記の条件の人はこの請求ができません。

  • 入社してからの期間が1年経っていない人
  • 深夜の時間帯、常に(一時的ではダメ)保育してくれる人がいる場合
  • その他、深夜労働をさせる合理的な理由がある場合

勤務時間短縮で会社ともめて退職してしまったら

以上が、育児休業法での規定となっています。
ただし現実には、会社からのひどい対応を受けて、退職に追い込まれてしまう人もいるでしょう。
その場合には、まず労働基準監督署に相談に行ってください。

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ワーキングマザーのキャリアプランについてアドバイス

以上、制度についてご理解いただけたでしょうか。

やむなく退職してしまうと、特に女性の方は次の仕事がぐっと探しにくくなってしまいます。小さい子供がいるという理由だけで、書類選考から漏れてしまうケースは後を断ちません。

そのためこのサイトでは、キャリアアドバイザーの立場から「子育てしながらしやすい仕事とは何か」を探っています。
仕事を5つの項目別に点数評価し、比較しました。お仕事探しをする上で、参考となさってください。

キャリアのプロが分析!子育てと両立しやすい仕事はこれだ!

ともあれ、仕事の継続を希望するのであれば、会社との交渉が第一段階。
正確な知識を武器として、有利に交渉を進めて下さいね!

働くママと時短勤務〜時短勤務について知ろう〜

特集!時短勤務の実際を追え!

出産後の社員への措置を設定している企業のうち、60%弱が「勤務時間の短縮制度」を導入しています。(データ出典元は平成24年度雇用均等基本調査。)男性でも利用できる制度ではありますが、実際にこれを活用するのは、主にワーキングマザーの皆さんでしょう。時短勤務の制度や現実について、徹底調査してみました。

育児休業法での時短勤務規定について

育児休業法では、時短勤務について下記のような決まりがされています。

  • 対象となる労働者の条件
  • この制度を活用するための手続き
  • 会社側が行わなくてはならない措置と義務について

また、時短勤務とは直接関係はありませんが、残業や深夜労働を断ることができる制度や、残業する場合の残業時間の上限などについても定められています。

この法律を知っておくと、会社と交渉する場合の武器となってくれるでしょう。

育児休業法での決まりをもっと詳しく

時短勤務中のお給料はどうなるのか

法律では、時短勤務中のお給料については規定がありません。ほぼ全ての会社で、時間が減った分だけお給料も減るようです。
ただ、実際にこの制度を活用したママさんたちは、初回のお給料の少なさに驚いてしまうよう。

お給料の構成は、基本給に手当、それから社会保険料の天引きなど複雑にできています。これらがどう変化するか分からないため、職場復帰前の予想額よりも手取りが減ってしまう人が多いようです。

当然ながら、会社や職種によって減額されるお金は全く変わってきます。先輩ママさんたちの声を聴いて、情報を集めておくと良いでしょう。

もしモチベーションが下がってしまって転職を検討する際には、できるだけ子育てしやすい職を探すようにしましょう。

みんなの時短勤務中のお給料についてもっと詳しく

実際に時短勤務を取ったママさんたちのリアルな声

では、実際に時短勤務を取ったママさんたちは、どのように過ごしているのでしょうか?

体験談を募ってみると、同僚に悪いと思っている人から、権利だから周りは全く気にしないという人までさまざま。
職場や周囲の人の理解の度合いによってちがいもありそうですね。

ただし、現実的には嫌味を言ったり意地悪をしてくる人がいることも事実。

先輩ママさんたちの声を参考に、そういった事態を切り抜けましょう。

時短勤務制度を活用したママさんの体験談を見る

出産を経ても女性が続けやすい仕事とは

女性が働きやすい仕事とは、お勤めであれば「女性が続けやすい制度が整った会社」で働くことです。
この辺りは入社前にはなかなか分からないもの。もし社員に先輩や知人がいるようでしたら、面接を受ける前に情報収集をしておくと良いでしょう。

ただし、たとえ制度が整っている会社であっても、時短勤務制度を活用する場合には、他の社員さんに負担をかけることになります。
そういった仲間たちへの感謝の気持ちを忘れずに、仕事と育児の両立を実現させて下さい。

また、キャリアアドバイザーとしてアドバイスをさせて頂くと、育児との両立を目指すなら、実はお勤めよりもフリーランスで活躍するほうがずっと簡単。
自宅で仕事できれば、家事も並行して行うことができますし、子供の相手だってしてあげられますよね。お迎えに行く時も、誰かに頭を下げる必要はありません。

フリーランスというとハードルが高いように思えるかも知れませんが、職種によってはパソコン一台で独立開業できる時代。スキルを身に付ける努力はもちろん必要ですが、そこさえクリアしてしまえば、理想のワーキングマザーライフを送ることができます。

あなたのキャリアのご参考までに、私のまとめた「子育てと両立しやすい仕事ランキング」をご覧になってみて下さい。どんな道を選ぶにしても、今後のキャリアプランを立てる上での参考になるはずです。

子育てと両立しやすい仕事ランキングを見る

制度を活用しながらも、自分をスキルアップさせることで、キャリアも育児も諦めない女性を目指してくださいね!