育児休暇の途中で退職できる?~法律のおはなし~

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育児休暇中に退職する場合には、手当を返金するって本当?!

実際に出産するまでは想像の範囲でしかない育児。

復帰をするつもりで育児休暇を取ったけれど、さまざまな事情から復帰を断念・退職する女性は存在します。
実際に育休を取った人のうち、復職するのは8割程度という数字も出ていますから、2割弱の人が職場へは戻らないのですね。

もし復職しなかった場合にはどうなるのでしょうか?

もらってしまった育児休業給付金について

育児休暇とは当然、復帰するために取得するものです。
そのため、復職しなかったら手当を返金する・・・という噂がネット上で流れていますが、法律上ではそういった規定はありません。

ただし、もし会社から独自の育児休暇手当が出る場合で、就業規則によってそれを「返金する」という決まりになっている場合は別です。
自分の会社の就業規則には、全てきちんと目を通しておきましょうね。

社内の人はどう思うか?

次に気になるのが、会社の上司や同僚の反応でしょう。
これはさまざまな人の声を集めましたが、退職することへの非難の声の方が大きいようです。(もちろん、復職しない理由にもよりますが。)

特に、日本の会社では育児休暇中の代替要員を確保しない傾向にあります。(これには、代替要員の確保が難しいという、社会の現状も大きく関与しています。)
そのため、不在の間フォローに回ってくれていた同僚からの怒りの声は大きい模様。

復職しないという判断をした際には、非難される覚悟は必要です。

復帰しないと決めたら、いつ言えばいい?

育児休暇中も、会社には在籍しているわけですから、復帰しない=退職です。
職場の就業規則に則って、退職を申し出ましょう。

稀に、復職を撤回したら「今すぐ辞めてくれ」と言われるケースがあります。

これは解雇に該当しますので、そう通達されて離職した場合には、離職理由を「解雇」とした離職票を出してもらってください。

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萩原由紀

バツイチキャリアアドバイザー。 ニコリともしない人見知りなインドア女だったが、前夫との離婚を機に人材派遣業の世界へ飛び込む。営業としてキャリアを重ね支店管理者まで勤めたが、自営業を営む現在の夫との再婚を機に、夫の仕事を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。その後、いくつか職を変えながら生き方を模索している最中に、Web制作とWebライターの仕事に出会い、在宅でもキャリア形成ができることに感動する。 現在はWeb制作のスキルをきっかけとして、ある組織のシステム管理を任せてもらいながら、ライターとして情報発信をしている。ワーキングマザーどっとこむの、主に「ワーク」に関する記事を担当。生き方に迷いながらも勇気が出ず、一歩を踏み出せない女性の背中をそっと押せたら・・・と本人は語る。 得意分野:労働法、キャリア形成、職場の人間関係、ビジネスマナー