産休中のお給料はどうなるの?〜ワーキングマザーの産休〜

LINEで送る
Pocket

産休中のお給料は、会社の規定による!

chokin女性の権利である産休の制度解説、ここでは気になるお給料について解説していきたいと思います。

産休とは労働基準法で保障された権利であり、その期間は出産前6週間(多胎妊娠なら14週間)と産後8週間。

お休みできるのは助かるけれど、その期間のお給料に関する規定がどうなるのか不安という方のために、ここでわかりやすく解説して行きたいと思います。
※掲載しているものは、2014年3月現在の情報です。

産休中のお給料は会社によって規定が違う

産休は労働基準法で定められた労働者の権利ですが、その期間のお給料についての規定まではされていません。

労働基準法の原則スタンスは、「NoWork,NoPay」(ノーワークノーペイ)。つまり、仕事をしていない期間についての給料は、支払わなくて良いということになっています。

そのため、産休中のお給料に関しては、完全に会社に一任されています。
産休中はお給料が出ない会社も多いようです。

ただし社会保険からの手当が出る

では、会社からお給料がでない場合、育休中は完全に無給となってしまうのでしょうか?

いいえ、もしあなたが会社で社会保険に加入していれば、健康保険からの手当を受け取ることができます。
具体的には、出産育児一時金出産手当金の2種類が支給されます。

出産育児一時金
これは健康保険に加入している人で、妊娠85日以上の赤ちゃんを分娩(死産を含む)した人に支給される手当です。
金額は、赤ちゃん一人につき42万円と規定されています。多くの場合、病院の方で「代理受理」をして、出産の医療費と相殺するようです。
もちろん、自分で受け取るか、病院で代理受理をするかどうか選べますので、病院側にどちらを希望するか伝えて下さい。
出産手当金
これは、出産を理由として労働できなかった日ごとに支払われる手当です。対象となる期間は、産前6週間(多胎妊娠は14週間)と産後8週間ですので、ちょうど産休の期間と重なっています。支給される金額は、産休前にもらっていたお給料から計算した「標準報酬日額」の3分の2。出産日が予定より遅れて産休期間が延びてしまっても、その間は支給されます。
この手当は、会社からお給料が出ている場合に支給されないことがあります。お給料の額にもよりますので、気になる人は会社か、加入している健康保険の事務局へ問い合わせをしてみてください。

出産手当金、みんなの使い道は?

ところで、これらの手当をもらった人は、このお金をどのように使っているのでしょうか?調べてみたところ、「臨時収入」と捉えて、生活費以外の使い道をする人が多いようでした。

  • 赤ちゃんの将来のために貯金する
  • 美容やおしゃれなど自分のために使う
  • せっかくの育休だし、車の免許やスキルアップの元手にする

使い道は大まかにわけると、上記の3つに分類されるでしょうか。自分のお給料から支払ってきた健康保険税でもらった手当なので、自分のものと考える人も少なくないようですね。

産休中からできる在宅ワーク、キャリアアップできるのはどんな仕事?

adviser

出産手当金でスキルアップしよう

私は職業柄、キャリアの相談に乗ることが多いですから、スキルアップの元手にするという人にお目にかかる機会がよくあります。
そういう方たちにおすすめしているのが、そんなに長くない産休でも身に付くパソコンスキルの習得。とは言っても、ワードやエクセルではなく、ちょっと一歩踏み込んだWeb制作のスキルです。

短期間でのスキルアップに最適ですし、復職にも役立ち、希望するのであれば独立開業も目指せます。ワーキングマザーになれば子供や家庭の問題で仕事を左右されやすいですから、こういった多方面で活用できるスキルを選ぶことが大切です。

ただし、大きいお腹で通学することは負担になりますから、自宅でできる通信講座を活用した方が賢明でしょう。
キャリアの観点からおすすめしたい通信講座をピックアップしてみましたので、もしご興味があれば一度のぞいて見て下さい。

キャリアアドバイザーがセレクト!通信講座特集を見る

産休中は体が第一ですから、無理のない範囲で休暇を有効活用してみてくださいね。

The following two tabs change content below.

萩原由紀

バツイチキャリアアドバイザー。 ニコリともしない人見知りなインドア女だったが、前夫との離婚を機に人材派遣業の世界へ飛び込む。営業としてキャリアを重ね支店管理者まで勤めたが、自営業を営む現在の夫との再婚を機に、夫の仕事を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。その後、いくつか職を変えながら生き方を模索している最中に、Web制作とWebライターの仕事に出会い、在宅でもキャリア形成ができることに感動する。 現在はWeb制作のスキルをきっかけとして、ある組織のシステム管理を任せてもらいながら、ライターとして情報発信をしている。ワーキングマザーどっとこむの、主に「ワーク」に関する記事を担当。生き方に迷いながらも勇気が出ず、一歩を踏み出せない女性の背中をそっと押せたら・・・と本人は語る。 得意分野:労働法、キャリア形成、職場の人間関係、ビジネスマナー