教えて!産休の手続き~どうやって申請するの?~

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産休に入る時には、どんな手続きが必要なの?

産休の手続き会社の産休制度を利用したいと思い人事部にその旨を伝えたら、前例がないので手続きが分からず、自分でやって欲しいと言われてしまった。
意外とこういうケースは少なくないものです。

自分のことだし、調べながらやってはみるものの、社会保険などの法律がからんで来てしまうため、分かりにくいのですよね。

ここでは、産休に入る際に必要と思われる手続きを、イチからご説明して行きたいと思います。

当たり前ですがまずは会社に報告を

安定期に入ったら、まずは会社に妊娠していることを伝え、産休や育休の制度を使って産後に復帰したいということを申し出ましょう。
伝える前に、会社の制度がどうなっているのか、就業規則などでしっかり確認をすることが大切。
産休は労働基準法で約束された「労働者の権利」ですから、堂々と伝えてくださいね。

もし会社が手続きをしてくれない場合には

多くの会社では、手続きは人事部などでやってくれるもの。
その場合には、会社の指示に従って、必要な書類を作成したり、取り寄せたりして下さい。
出産予定日が分かる、医師の診断書が必要となるケースが多いようです。

もし自分で手続きするよう求められた場合には、「出産育児一時金」「出産手当金」の申請が必要となります。

出産育児一時金の申請は

これは、出産した赤ちゃん一人につき42万円(2014年3月現在)が支給される制度です。
このお金は、出産する病院での「代理受理」か、自分で受け取るかを選ぶことができます。

病院で代理受理した場合には、そのまま出産費用と相殺されます。受取手続きも病院がやってくれるので簡単です。
もし自分で受け取りたい場合には、下記のように手続きして下さい。

必要書類を入手・記入 出産育児一時金支給申請書(ネットでダウンロード可)
提出先 会社を管轄している全国健康保険協会の支部
手続時期 出産後
手続期限(時効) 出産日から2年

不明な点は、全国健康保険協会へ問い合わせれば、教えてもえらますよ。

出産手当金の申請は

こちらは、産休の期間(産前6週間~産後8週間)に、出産を理由として仕事ができなかった日ごとに支給される手当です。
額は、標準報酬日額の3分の2。つまり、だいたいお給料の日額の3分の2が貰えると考えて良いでしょう。(細かく計算すると、実際のお給料とはちょっと変わってきます。)
こちらの手続きは、下記のようになります。

必要書類を入手 健康保険出産手当金支給申請書(ネットでダウンロード可)
提出先 会社を管轄している全国健康保険協会の支部
手続時期 支給は日ごとに計算されるが、申請は出産後にまとめて
手続期限(時効) 出産を理由に仕事ができなかった日ごとに2年

手続期限の考え方が分かりにくいかも知れませんね。
全額もらうためには、出産手当金が最初に出る「産前6週間」の初日から2年以内に手続きすれば良い、と考えて下さい。

産休中からできる在宅ワーク、キャリアアップできるのはどんな仕事?

adviser

キャリアアドバイザーおすすめの産休活用法

さて、いざ産休が始まると、社会人としては滅多にない長期のお休みですから、気持ちがとてもウキウキしますね。
しかし、数日すると時間を持て余し、出産までの日々が逆に辛くなってしまうこともあります。

そのため、体調が安定している妊婦さんの場合には、産休のうち産前の期間を使って一つスキルアップしておくことをおすすめしています。
そのスキルの選び方のポイントは、下記の通り。

  • 自宅で学べ、産前の期間で学習が終わる
  • 初心者でもとっつきやすい
  • 万一、出産後に仕事が続けられなくなっても、復職に役立つ

これらを加味して検討すると、Web制作のスキルが適しているようです。
このスキルであれば、専門性高いながらも1カ月程度で学習ができます。復職や転職にも役立ちますし、独立開業して在宅で仕事をすることも可能。非常に活用の幅が広いことが特徴です。
このスキルを身に付けることができる通信講座の中から、私が特におすすめしたいところを5校ほどピックアップしてご紹介しています。少しご興味があれば、ぜひ一度のぞいて見て下さい。

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ともあれ、無事に出産を乗り切り、産休後もワーキングマザーとして元気に活躍されて下さいね!

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萩原由紀

バツイチキャリアアドバイザー。 ニコリともしない人見知りなインドア女だったが、前夫との離婚を機に人材派遣業の世界へ飛び込む。営業としてキャリアを重ね支店管理者まで勤めたが、自営業を営む現在の夫との再婚を機に、夫の仕事を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。その後、いくつか職を変えながら生き方を模索している最中に、Web制作とWebライターの仕事に出会い、在宅でもキャリア形成ができることに感動する。 現在はWeb制作のスキルをきっかけとして、ある組織のシステム管理を任せてもらいながら、ライターとして情報発信をしている。ワーキングマザーどっとこむの、主に「ワーク」に関する記事を担当。生き方に迷いながらも勇気が出ず、一歩を踏み出せない女性の背中をそっと押せたら・・・と本人は語る。 得意分野:労働法、キャリア形成、職場の人間関係、ビジネスマナー