産休はどんな人が取れるの?~その取得条件を解説~

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「労働者」であることが産休の取得条件!

maternity「自分は正社員じゃないから、妊娠したら退職しなくちゃならない」と決めつけていませんか?

産休は労働基準法に定められた制度であり、取得条件も法律によって判断されます。
イメージだけで考えて退職という選択肢をしないよう、どんな決まりになっているのか正確に把握しておきましょう!
(ここに掲載している情報は、2014年3月現在のものです。)

取得条件は「労働者」であること

労働基準法によって定められた「労働者」には、産前産後休業(=産休を取得する権利があります。
そのため、取得条件を知るには、その「労働者」の定義を要チェック!

  • 「労働者」の定義・・・事業または事業所に使用されるもので、賃金を支払われる者

つまり、どこかに雇われて賃金を貰う人全てが、「労働者」と呼ばれます。
ここには、正社員や契約社員であるとかパートであるなどの区別はありません。
あなたが「雇われてお給料をもらう人」であれば、産休の取得条件を満たしているのです。もちろん派遣さんだって労働者ですから、取得条件を満たしますよ

取得条件を満たしても契約期間が途中で切れてしまったら?

ただし、雇用契約の期間が決まっている契約社員さんや派遣さんなどの場合には、産休の途中で契約期間が切れてしまうケースがあるかも知れません。

「産前産後休業+その後の30日間の解雇」は禁じられているのですが、契約が終了してしまうことは原則、解雇に該当しません。もし会社が契約を更新してくれない場合には失業してしまうかも知れませんね。

しかし、あなたの契約を更新した回数や勤続年数によっては、更新が解雇とみなされる場合があります。長年当たり前のように契約更新を重ねてきて、いざ妊娠した途端に更新されなくなってしまった場合などは、念のため労働基準監督署などに相談してみて下さい。

現実問題としてパートや契約社員が産休を取れるか?

さて、ここまで法律上のお話をしてきました。しかし、いくら法律の取得条件を満たすと言っても、パートさんや契約社員さんが産休を取るということは、正社員より難しいという現実があります。

産休を許さないということは会社が悪いのですが、難色を示す上司や会社を説得してまで職場復帰したくない・・・という人も中にはいるでしょう。
労働局に相談をしても、会社と交渉をするのは労働者本人の義務ですから、赤ちゃんのためにストレスを回避したいですよね。

adviser

産休を取得できなかったら?

そういう人には、出産までの時間を利用して「出産後の就職に役立つスキル」を習得することをおすすめします。
キャリアアドバイザーの見地から、ワーキングマザーとなる皆さんにおすすめしたいものはWeb制作のスキル。

Web制作とは、ホームページやスマートフォンのアプリを作る技術ですね。
このスキルには、こんなメリットがあるのです。

  • 初心者でも1カ月程度で学習できる
  • スクールの費用が10万以下でプロデビューできる
  • いま売り手市場であるWeb業界に転職ができる
  • パソコンスキルが重視される事務職などに復帰する際も、プログラムができると面接の際に一目置かれる
  • プロフェッショナルとしてしっかり稼ぐことができる
  • 自宅で子供の面倒を見ながら、独立開業することもできる

非常に活用の範囲が広いため、いつどういった事情で仕事が続けられなくなるか分からないワーキングマザーの皆さんには、うってつけなのです。

とくに私がおすすめしたいのは、育児とキャリアを両立できる「自宅での独立開業」。とは言え、お勤めしかしたことのない人には不安も多いでしょう。Web制作者として自宅で仕事をするということがどういうことなのかまとめてみましたので、一度目を通してみてください。

チャート形式で読む!フリーランスで活躍するってどういうこと?

まだまだ女性が、育児と仕事を両立しづらい日本社会。悔しい思いをしながら社会が変わるのを待つよりも、自分が動いて理想の生活を手に入れましょう!

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萩原由紀

バツイチキャリアアドバイザー。 ニコリともしない人見知りなインドア女だったが、前夫との離婚を機に人材派遣業の世界へ飛び込む。営業としてキャリアを重ね支店管理者まで勤めたが、自営業を営む現在の夫との再婚を機に、夫の仕事を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。その後、いくつか職を変えながら生き方を模索している最中に、Web制作とWebライターの仕事に出会い、在宅でもキャリア形成ができることに感動する。 現在はWeb制作のスキルをきっかけとして、ある組織のシステム管理を任せてもらいながら、ライターとして情報発信をしている。ワーキングマザーどっとこむの、主に「ワーク」に関する記事を担当。生き方に迷いながらも勇気が出ず、一歩を踏み出せない女性の背中をそっと押せたら・・・と本人は語る。 得意分野:労働法、キャリア形成、職場の人間関係、ビジネスマナー