そもそもキャリアアップとは何か〜ワーキングマザー仕事考〜

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kigyou_business_woman大手下着メーカー「ワコール」が2016年に行った「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」によると、53.8%もの働くママたちがキャリアアップを希望しているという結果が弾き出されました。
2人に1人以上ということですから、「母親」と言えば「専業主婦かパート」が主流だった昭和50年代と比較すると、女性の仕事への意識はかなり変わってきたと言えます。

出産前同様の仕事ができない女性は約4割

同調査では、産休・育休を経た復職後の女性たちが、以前と同じような仕事ができているかどうかのアンケートも執り行われました。

<以前と同じような仕事ができているかのアンケート結果>

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6割強の女性が出産前と同じように仕事をしているというわけで、個人的に想像したより多く、おどろきました。
しかし一方で、約4割の女性は、出産前とは同じように仕事ができていないと感じています。

その理由は、やむを得ない時短勤務や、希望して責任の軽い仕事に変えてもらったなど、さまざまあるでしょう。
ただし一般的に、仕事をセーブすることは、キャリア形成に不利であると考えられがちです。

そのため、キャリア志向の女性ほど、出産前と同じように仕事ができなくなった時、将来のビジョンや自分の価値を見失って苦しむということになります。

「キャリアアップ」の定義は人それぞれ

そもそも、「キャリアアップ」とは何なのでしょうか?キャリアアドバイザーとして色々な方とお話をしてきましたが、その考え方は千差万別です。

  • 出世すること、管理職になること
  • 今より高いお給料をもらうこと
  • カリスマ社員になること
  • 有名な大手の会社に転職できる人材になること
  • 定年まで今の会社にいられる人材でいること
  • 仕事の専門性を高めるてプロになること

このように、人によって捕え方が異なるのは、仕事や人生における「目標」の違いから来ています。
キャリアについて悩んだ時には、まず自分の目標は何なのかを見つめ直しましょう。

出世でしょうか?人の上に立つことでしょうか?それともスキルを磨いて必要とされる人材になることでしょうか?
ワーキングマザーの場合には、ここに家庭とのバランスも加味して考える必要があります。

自分でコントロールできないことは、仕方なしと割り切ることも大切

女性が家庭と仕事を両立させながら一つの職場で働くことは、正直に言って簡単ではありません。
自分の残業や異動、夫の転勤、子供の世話など、仕事を続けるうえで考慮しなくてはならない事柄はさまざまですし、その多くが自分でコントロールできるものではありません。

これを、独身時代の感覚と比較して不自由だと考えてしまうと、焦りと苛立ちで気持ちが辛くなります。
ある程度は仕方なしと割り切り、この社会でどうサバイバルしていくかという切り口で考えましょう

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ワーキングマザーのキャリアは「柔軟力」から考えよう

ここでご提案したいのが、仕事における「柔軟力」を身につけるということです。
つまり、会社勤めができるうちは会社勤めをし、できない時は一度会社から離れ、環境が整ったらまた会社に戻れる力をつけるということです。

相当難しいように思えるかも知れませんが、インターネットを活用すると、自宅にいても仕事を継続することができます。
会社勤めができない時期は、自宅で仕事をしながらスキルを身につけ、次のキャリアに繋げるということが可能な時代なのです。そこには、いわゆる昔の「内職」とは違った世界が広がっています。
このサイトでは、在宅でできる仕事を比較しながらご紹介しています。キャリアと子育ての両立に悩む女性の方には、是非お読みいただきたい内容になっています。

独自の目線で比較!キャリアに繋がる在宅ワークはこれだ!

仕事ができない時期を充電期間と捕え、その期間を活用して自分に専門性をプラスしておくと、その後の選択肢が広がります。女性ならではの柔軟な思考を生かして、この社会を自分らしく生きぬいて行きましょう!

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萩原由紀

バツイチキャリアアドバイザー。 ニコリともしない人見知りなインドア女だったが、前夫との離婚を機に人材派遣業の世界へ飛び込む。営業としてキャリアを重ね支店管理者まで勤めたが、自営業を営む現在の夫との再婚を機に、夫の仕事を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。その後、いくつか職を変えながら生き方を模索している最中に、Web制作とWebライターの仕事に出会い、在宅でもキャリア形成ができることに感動する。 現在はWeb制作のスキルをきっかけとして、ある組織のシステム管理を任せてもらいながら、ライターとして情報発信をしている。ワーキングマザーどっとこむの、主に「ワーク」に関する記事を担当。生き方に迷いながらも勇気が出ず、一歩を踏み出せない女性の背中をそっと押せたら・・・と本人は語る。 得意分野:労働法、キャリア形成、職場の人間関係、ビジネスマナー