子供の英語教育はいつからスタート?知っておきたいメリットとデメリット

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小学校の英語が必修化となり、親御さんたちの間で幼少期からの英語教育に対して関心がグッと高まっていますね。

”英語教育”と言うと少し難しく考えがちですが、「英語=言語」の習得はいつからが良いのか?という観点で考えてみると、少し分かりやすくなります。

[1]言語習得 ~「母語」と「外国語」~

赤ちゃんから幼児になる過程で、親の真似をしながら言葉を覚え、喃語から単語、単語から文章を話し始めます。そしていつしか自然に複雑な日本語の文法を理解して話していくようになります。

このようにして「母語=日本語」習得をします。そして一方で、母語(日本語)の文法や理論を既に持っている状態で学ぶのが「第二言語=外国語」となります。

[2]なぜ早期英語教育が注目されるのか?英語耳ってなに?

英語耳とは…

  • 幼少期は耳から入ってきた音をそのままに聞くことができるが、ある年齢を境に難しくなる。
  • 母語である日本語の音だけを聞き続けていると、日常的に耳に入ってこない英語の音を正しく聞き取ることが難しくなる。
  • 自分で発音できない音は、正しく聞き取ることができない。

シアトルのワシントン大学では「赤ちゃんの言語習得」に関しての研究が行われています。

人間の脳は7歳までであれば、母語以外の言語でもスムーズに習得できることがわかっています。そしてそれよりずっと前の段階で、脳は「聞く音と聞かない音」を区別するようになります。

思春期を過ぎて以降、新たな言語を学ぶときに苦労するのは、母語に含まれない音を脳がブロックする為です。英語の複数ある“a”や”th”、”l”と”r”の発音に苦戦するのが顕著な例です。

  • 筆者は過去に資格取得のため、2年間海外留学をしておりました。自身の留学中も言語(英語)の壁にぶつかり苦戦した経験があります。

赤ちゃんの脳には「ある特別なスキル」があります。実は0か月から8カ月くらいまでは、どこの国の赤ちゃんであっても、どんな言語でも聞こえる耳(脳)を持っています。

そして数カ月後の10カ月~12カ月ごろには、母語以外の音の聞き取りが難しくなってしまいます。その代わり毎日聞いている母語に関しては、しっかり聞けるようになっているのです。つまりこの時期に、赤ちゃんの脳は、母語の聞き取りに適応すべく変化しているというわけです。

つまり赤ちゃんの頃から英語を聞く習慣にしておくと、自然とその音を正しく聞き取る事が出来る「英語耳」が出来あがります。ですので、幼少期からの早期英語教育が注目されてるのです。

[3]母語の習得が先?それともバイリンガル?!

早期英語教育が絶対的に良いのか?という点で考えた場合、英語(=第二言語)を覚えたいのなら、まずは母語(日本語)を習得する必要があると言う考え方もあります。これは、すでに母語の文法や理論をベースとして持っているのなら、第二言語が母語の領域を超える事がないという考え方があるからです。

まだ言語ベースのない状態で、母語(日本語)と第二言語(英語)を併用して学んで言った場合は、いわゆるバイリンガルの状態となり、日本語で聞いて日本語で返す、英語で聞いて英語で返す、とそれぞれの言語の文法を覚えて行く事になります。頭の中で日本語から英語、英語から日本語に変換するといった作業がなくなる事が早期英語教育の特徴です。

早期英語教育で英語を日常的に使うような場合、母語(日本語)と第二言語(英語)の逆転現象が起きる可能性があります。また日本語にあって英語にない表現などが理解出来なかったり、英語を勉強する分、日本語の習得時間が遅れる可能性などがあります。

早期英語教育にはメリットも多いですが、そこにはデメリットもあるので、その点を上手く捉えて、それぞれのご家庭の教育方針にそって英語教育を始めるのが良いでしょう。

早期英語教育に関してはこちらの記事に詳しくまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。

早期英語教育は必要?英語教育のある幼稚園を選ぶ際に気をつけたいこと

[4]もし早期英語教育をするなら!

もしバイリンガルほどではなくてもいいから、英語を始めたい!とお考えなら、言語習得過程からも分かるように、幼児期は耳からの情報吸収がとても優れている時期です。

ですので早期英語教育で一番適しているのは「英語をたくさん聴かせる」事になります。そして「たくさん話させる」事によってアウトプットする「聴く・話す」を中心にした勉強を始めるのが良いのではないでしょうか?

  • 筆者も妊婦の時から、子守歌代わりに英語のCDやDVDを聞かせ、日常的に英語が耳に入るような環境作りから始めています。

[5]子供の気持ちを優先する!

早期英語教育も大切ですが、子供が嫌がった時には無理強いしないようにするのも大切です。

幼い時から英語に触れている環境であっても、本人が「英語」そのものを嫌いになってしまうと、習得を拒否してしまい大きな弊害となります。

英語を覚えるのに一番大切なのは、本人のやる気です。本人がやる気になれば大人になってからでも十分英語の習得は可能です。それは私自身の経験からも言う事が出来ます。

早期英語教育では、ぜったい英語を覚えさせる!という事に躍起になるのではなく、英語に親しませる、日本語以外にもこんな言葉がある、と遊び感覚で学べるような環境を作ってあげる事が大切なのではないでしょうか。

子供の頃にわらべ歌など遊びながら聴いたものが頭に残るように、英語も歌やダンスなどで楽しんで覚えると、より効果的です。

[6]子供が学ぶ環境を作る。在宅ワークで時間作り!

子供が英語を学ぶ環境を作ると一言で言っても、塾に通わせたり、家で一緒に英会話・英語遊びをしたりするのに、子供一人では出来ないので親の協力が必要です。でも働くママは家事に育児に仕事に、なかなか空いた時間を作るのが難しいですよね。

でも在宅ワークなら、子供との時間や家事も仕事も自分なりのスケジュールでこなす事が出来ますよ。在宅ワークに興味のあるママ、働きながら育児が出来たらと考えているママは、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!

子育てしながら仕事するにはやっぱり在宅!〜その実際を一挙公開〜

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MAIKO

1歳を子育て中の1児のママ。海外営業・貿易事務関係の仕事に就いていたが、出産を機に退職。子育てをしながら在宅で仕事をしようと一念発起し、WEB関連について現在勉強中。