
幼稚園の英語教育ってどんなもの?
子どもの幼稚園を選ぶ際、英語教育のある幼稚園を検討するママも多いのではないでしょうか?小学校から英語活動がスタートすることもあり、子どもを幼児期から英語に親しませない保護者は増えてきています。
早期英語教育は必要?英語教育のある幼稚園を選ぶ際に気をつけたいこと
幼稚園の英語教育と言っても、いきなり単語を覚えたり、読み書きをするわけではありません。多くの幼稚園では、歌やゲームを中心とした遊び感覚の英語学習を取り入れています。
幼稚園の英語教育に歌が取り入れられる理由
幼稚園の英語教育で、歌を中心としたカリキュラムが組まれているのは、子どもが英語を学ぶのに、まず歌から始めるのが大変効果的だからです。
英語の歌を学習に取り入れることには、次のようなメリットがあります。
遊び感覚で楽しめる
一般的に、子どもは歌をうたったり、踊ったりするのが大好きですよね。歌を取り入れることで、英語の学習としてではなく、遊びの感覚で楽しく英語に慣れ親しむことができます。
成長して大人になると、「英語は難しいものだ」と苦手意識を持つ方も少なくありません。先入観の無い子どもの時期から、英語を生活に取り入れることで「英語は身近にあるもの」という意識を持たせることができますね。
英語のリズムが身に付く
英語のリズムは日本語と全く異なるものと感じる方も多いのではないでしょうか?独特のイントネーションやアクセントの位置などアップダウンの多い英語のリズムは、日本人にとって容易に馴染むことができないものです。
しかし、リズミカルで比較的簡単な英語を使った歌を楽しむことで、英語のリズムを自然と身に付けることができます。
英語をフレーズごと覚えることができる
幼児向けの英語の歌には、英語独特の音のつながりを持つフレーズが含まれています。英語の歌を聞いたり歌ったりすることで、英語を一つひとつの単語から覚えるのではなく、よく用いられる表現をフレーズごとに吸収し、覚えることができます。
また、子どもは、耳にした音をそのまま発音することができるので、リスニングの力やよりナチュラルな英語の発音が期待できます。
幼稚園やプリスクールで人気のある英語の歌 7選
では、どんな歌が幼稚園やプリスクールで使われているのでしょうか?
人気のある7つの歌をご紹介します。
1.ABC Song
最初の英語の歌として取り入れられるのが「ABCの歌」です。アルファベットを覚えるためにネイティブの子どもも聞いているとのこと。簡単で覚えやすいので、最初に歌う英語の歌としては最適です。
2.Twinkle Twinkle Little Star
キラキラ星でお馴染みの歌です。実はABC Songと同じメロディです。小さい子どもでも覚えやすく親しみやすいのがポイント。メロディに合わせて手振りを加えてみてもよいですね。
3.Hello, What’s Your Name?
自己紹介のフレーズが覚えられる歌です。「あなたの名前は?」「私の名前は~。」のフレーズが繰り返され、英語独特のリズムも身に付く1曲です。
4.BINGO
BINGOとは、この歌詞に出てくる農家で飼われている犬の名前です。子どもを惹きつけるメロディが何度も出てきて、「B・I・N・G・O」の発音をしっかり身に付けることも。
「B・I・N・G・O」の中の特定のアルファベットだけ声を出さずに手拍子をするなど、バリエーションを変えてゲームのように楽しむことができます。
5. Head Shoulders Knees & Toes
日本でも「頭、肩、ひざ、ポン」で親しまれる童謡ですね。それぞれの身体の部位をタッチしていく楽しい手遊びもポイント。単語も一緒に覚えられて一石二鳥ですね。
6.If you’re happy
「幸せなら手を叩こう」でお馴染みの曲ですね。手を叩いたり、足を鳴らしたり、一緒に歌う人数が多いほど楽しい歌なので、幼稚園やプリスクールでも大人気。
上手にテンポに合わせて歌うには、独特のリズムを意識する必要があるため、英語の発音の練習にも役に立ちます。
7.Days Of The Week Song
「曜日の歌」です。幼児が曜日を表す英単語を覚えるのは難しいですが、シンプルなメロディに合わせて、日曜日から土曜日までの単語を歌うだけなので、すんなり覚えられる子も多いそうですよ。
お家でも英語の歌を楽しみたい!どんな歌を選んだらよい?
お家でも親子で英語の歌をうたって楽しみましょう。先ほど紹介した歌以外にも子どもと楽しめる英語の歌はたくさんありますよ。
英語の歌を選ぶ際には、次のような歌を選んでみてくださいね。
子ども自身が楽しめる歌
親がちょっとこれは難しいのではないかな?と感じる歌でも、子どもが大好きならそれが一番です。子どもが「これがいい!」と興味を持つ歌、「楽しい!」と感じる歌を選んで、好奇心を満たしてあげてください。
聞き慣れたメロディが含まれている歌
なんとなく耳にしたことのあるメロディが歌に入っていると、子どもが興味を示しやすいかもしれません。日本の童謡が英語になっているものなど、無理なく続けられるような歌を選んでみてください。
簡単に覚えられ、同じフレーズが繰り返される歌
英語を始めたばかりの子どもには、まず簡単に覚えられ、できれば同じフレーズが繰り返し出てくるを選びましょう。同じフレーズを繰り返し聞くことによって、自然と耳に馴染んでくるので、親しみが持てるようになります。
手遊びや手拍子など、身体を動かす歌
子どもは歌と同じく、身体を動かすことも大好きなので、手拍子や体操など、身体を動かす要素が入った歌を選ぶとより楽しめるのではないでしょうか?
振りのない歌に手拍子を合わせたり、リズムに合わせて身体を揺らしたりするのもよいですね。
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歌うときは、発音はあまり気にしなくてよいと思います。ママも一緒にうたって英語を一緒に楽しみましょう。1曲でも上手にうたえるようになったら、パパやお友達、おじいちゃん・おばあちゃんにも披露して褒めてもらうことで、子どもの楽しさも倍増し、やる気アップにつながります。
毎日の生活に楽しく英語を取り入れよう!
楽しい英語の歌はたくさんあります。英語が苦手なママも、英語教育のある幼稚園や保育園に通っていないお子さんでも、自宅でなら、CDやDVD、Youtube動画などを活用して英語の歌を楽しむことができます。
本格的に英語の学習が開始される小学校高学年になる前に、学習ではなく遊びの感覚で英語の歌に触れ、親子で楽しい時間を過ごしましょう。
hattori
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