悩む幼稚園選び!「遊び」と「勉強」どっちを重視したらいいの?

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何が違う?遊び重視と勉強重視の幼稚園

子どもの幼稚園を選ぶとき、通園のしやすさや預かり保育の有無、給食の有無など検討すべきポイントがありますが、なかでも気になるのは教育方針やカリキュラムではないでしょうか。

幼稚園は主に、お勉強重視の「知育系」幼稚園と遊び重視の「のびのび系」幼稚園に分けられます。まずは簡単にそれぞれの特徴を確認しておきましょう。

勉強重視の「知育系」幼稚園

様々な教育プログラムが保育時間内で組まれている幼稚園です。平仮名の読み書きや英語教育、数を使った算数遊びなど、幼稚園によって力を入れている教育は異なります。なかには体操や音楽などのカリキュラムが組まれている園もあります。

遊び重視の「のびのび系」幼稚園

子どもの主体性を重視し、自由遊びの時間を多く取り入れている幼稚園です。植物や野菜を育てたりと自然と触れ合う時間を大切にしている園もあります。

勉強を重視する「知育系」幼稚園のメリットは?

近年、幼児教育に関心を持つ親は多くなっています。実際に習い事に通う未就学児の割合は50%以上という高い統計数値結果も出ています。

ひとえに知育系幼稚園といっても、小学校受験に力を入れている園、体操・水泳・音楽などの情操教育に力を入れている園などその種類はさまざまです。

勉強重視の幼稚園に通わせるメリットとしてどんな点が挙げられるでしょうか?

実際に子どもを「知育系」幼稚園に通わせている(通わせていた)ママからは次のような意見が見られました。

  • 幼稚園生活にメリハリがある
  • 早くから文字や数字に触れられることで、小学校に入学した際に勉強を抵抗なく受け入れることができる
  • いろいろな種類の教育体験ができるため、子どもの得意・不得意分野がわかる

 

勉強の基礎を習慣化

頭の柔軟な幼児期だからこそ、勉強を勉強と思わずに楽しんで学ぶことができるようですね。特殊な勉強を一生懸命させるというよりも、勉強の基礎である「読み・書き」を習慣化することで入学後の勉強習慣も自然と身に付き、長いスパンで考えたときに大きな力になるのかもしれません。

ママにとって助かるサービスも

勉強を重視する「知育系」幼稚園には、園での課外授業(習い事)や延長預かり保育などのサービスが充実している園が多いのも特徴です。預かり保育は仕事をするママにとって助かりますし、園で習い事ができると送り迎えの負担も少なくなりますね。

遊び重視「のびのび系」幼稚園の特徴は?

クラスや学年の垣根を無くして全園児で一斉に遊んだり、一日中外で過ごし園児の思いのまま遊んだりと「のびのび系」幼稚園の特徴も園によって異なります。しかし一番のメリットは、家庭ではできない環境を子どもに与えられることではないでしょうか。

例えば、お友達と一緒に砂場に水を入れて泥遊びをしたり、納得のいくまで創作活動をしたりすることは、親の努力だけではカバーできない点もあるといえます。

自分で考える能力が身に付く

早期幼児教育への関心が高まる中「毎日遊んでばかりで大丈夫かな…」と心配になるママもいるかもしれませんね。

しかし「学びは遊びの中にある」といわれるように、子どもたちが遊びを通して学ぶことは多いのです。

いろいろなお友達と遊ぶ中で、当然トラブルなども発生するでしょう。保育者も対応すると思いますが、多くの人と関わる中でトラブルを解決し、コミュニケーション能力を身に付けていきます。

また、与えられたカリキュラムをこなすのではなく、子ども主体で遊び、創作していくことにより自分で考える力も養っていくことができるでしょう。

最近注目される「非認知能力」、高められるのはどっちの幼稚園?

「非認知能力」という言葉を耳にしたことはありませんか?幼児教育について議論する上でとりわけ欧米を中心に世界中で関心が高まっているスキルです。「社会情動性スキル」と呼ばれることもあります。近年日本でも注目され、2017年に改訂された保育所保育指針・幼稚園教育要領にはその内容が組み込まれています。

非認知能力とは?

非認知能力は、IQなどのように数値化されるものではなく、学びや目標に向かって粘り強く頑張る力、他の人と強調し関わっていく力のことを言います。非認知能力を身に付けると、何かうまくいかないことに直面した際、諦めずにさまざまな工夫や努力をし目標が達成されるまで頑張り続けることができます。そのような力は、大人になった後の社会での成功につながっていくのです。

非認知能力を高めるには?

非認知能力は、子どもの自発的な部分を大事にすることで高められるといわれています。特に幼児期は思いきり遊びこむ中で、意欲や探求心、粘り強さを養っていきます

非認知能力には遊び重視の「のびのび系」幼稚園が有利?

幼稚園の活動の中で非認知能力を重視するのなら、子ども主体で遊ぶことを大切にした「のびのび系」幼稚園の方が適しているのかもしれません。しかし、どの幼稚園も幼稚園教育要領の内容を取り入れ、変わりつつあります。非認知能力を育てる活動が、すべての園での保育の中に意識的に組み込まれているはずです。

子どもとの関わり方で非認知能力は伸ばせる

幼稚園の環境だけに頼らずとも、親子で遊んだり関わっていく中で非認知能力を育てていくことができます。

例えば、親子で縄跳びをして遊ぶ場合に「何回跳べる?」ではなく、「いろいろな跳び方を考えたり、上手に長く跳ぶために粘り強く頑張る」ことで非認知能力は高められます。非認知能力のことを意識して、遊びの中で子どもへの声かけなど、関わり方を少し工夫してみるとよいかもしれませんね。

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「どちらがよいか」ではなく、子どもに合った幼稚園を

「知育系」幼稚園と「のびのび系」幼稚園。家庭での方針もあるかもしれませんが、それぞれの特徴を理解して、子どもに合った幼稚園を見つけてあげましょう。最終的には家の近さなど他の条件なども考慮する必要もありますね。

  • 筆者が息子の幼稚園を決定したポイントには、園の方針に共感したことと園長先生の人柄がありました。また、見学した際の息子の反応が良かったことも理由のひとつです。

事前の見学などもしっかりと行い、親子が楽しめる幼稚園が見つかるとよいですね。

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hattori

1才と4才の男児を子育て中の2児の母。 団体職員として働いていたが、出産を機に退職。 現在は在宅Webライターとして活動しながら、在宅でのキャリア形成と育児の両立方法について模索中。