幼稚園の預かり保育って利用料金は高い?夏休みも利用できるの?

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幼稚園の預かり保育とは?夏休みも実施されているの?

子どもを幼稚園に通わせながら働くママが増えてきたため、幼稚園の「預かり保育」という言葉をよく耳にするようになりましたね。預かり保育とは、その名の通り幼稚園での規定の活動時間を超えて、子どもを預かってくれるサービスです。

多くの幼稚園では、9時から14時頃までが通常の活動時間ですが、日中働いているママは、14時にお迎えに行くことが難しい場合があります。そんなときに夕方頃まで実施されている預かり保育を利用すると、パートや時短勤務などの働き方が可能となります。

すべての幼稚園で実施されているの?

近年、保育園の待機児童問題が続いていますが、幼稚園での預かり保育制度は待機児童解消のためのひとつの対策として、国も力を入れています。文部科学省が実施した「平成28年度幼児教育実態調査」によると、私立幼稚園の96.5%が、公立幼稚園の66.0%が預かり保育を取り入れていることがわかりました。私立幼稚園では17~18時、公立幼稚園では16~17時まで預かってくれる施設が最も多いようです。

平成28年度幼児教育実態調査

預かり保育は夏休みも利用可能?

子どもを幼稚園に通わせながら働いているママにとって、夏休みなどの長期休暇は大きな問題。特に幼稚園の夏休みは1ヶ月以上もあり、その期間の仕事をすべて休むことは困難ですよね?

先にご紹介した平成28年度幼児教育実態調査では、通常預かり保育制度を取り入れている幼稚園のうち、私立幼稚園では75.0%が、公立幼稚園では43.5%が夏休み、冬休み、春休みでも預かり保育を実施していると答えました。

お盆休みやお正月など、休み中のすべての日で利用できるわけではありませんが、日中働くママにとっては本当にありがたい制度です。今後は公立幼稚園でも普及率が高くなることを期待したいですね。

幼稚園ママの夏休み 仕事はできる?預かり保育と理想の働き方

幼稚園の預かり保育料金は高い?利用する際の注意ポイント

預かり保育は、時間帯や料金など幼稚園によって独自の規定があるので、利用する際は次のようなポイントを事前に確認しておくとよいですよ。

預かり保育の利用料金

幼稚園の預かり保育を利用する際は、毎月必要となる保育料に加え預かり保育の利用料金が必要になります。幼稚園によってはおやつ代や施設費などが追加される場合もあるようです。

預かり保育の利用料は、幼稚園での活動時間後~夕方までの時間帯で200円~500円という金額が一般的です。高い場合でも1日1,000円以内で利用できるでしょう。習い事などの課外授業を受ける場合は、課外授業開始までの預かり保育は無料というケースもあるので、仕事の都合と調整しながら上手に利用したいものです。

また、夏休みなどの休暇中の利用料金は、1日単位で設定されている場合や、時間帯で細かく設定されている場合があります。

  • 筆者の子どもが通う幼稚園の夏休みの預かり保育料金は、次のように設定されています。

    9時~11時まで…400円
    9時~14時まで…700円
    9時~18時まで…1,200円

    夏休み期間中すべて利用できるわけではなく2週間程度の実施ですが、ベビーシッターや一時保育サービスを利用するよりも安い料金で抑えられるので非常に助かっています。

預かり保育の定員

幼稚園によっては、預かり保育の利用定員が設けられている場合もありますので注意が必要です。幼稚園の方針や、保育者の人数確保の理由によるものです。定員を設けられると困るという意見もあるかもしれませんが、利用する場合は定員をチェックして事前にスケジュールを立ておきましょう。

長期休暇での利用は理由が問われることも

平日の預かり保育では利用の理由を問われないことが一般的ですが、定期的な利用や夏休みなどの休暇中の利用では理由を問われることがあります。場合によっては就労証明書などの書類提出が求められるため、いざというときに焦らなくて済むように事前に調べておくとよいですね。

  • 利用者の人数をあらかじめ把握するために、事前に利用予定の提出を求められる場合もあります。

料金が高い場合も安心?幼稚園の預かり保育も「幼児教育無償化」の対象に

幼稚園の預かり保育は、ベビーシッターや他の施設の一時保育サービスよりも料金を安く抑えて利用できます。とはいっても、夏休みなど毎日利用すればそれなりの出費になりますよね。

幼児教育無償化制度による預かり保育の無償範囲は?

2019年10月から施行されている「幼児教育無償化」の制度ですが、預かり保育の料金も支給対象になるのをご存知ですか?

    保育の必要性があるという認定を受けた場合に、預かり保育の利用日数に応じて費用が支給されます。支給限度額は月に11,300円です。具体的には、預かり保育の利用日数に日額単価の450を乗じたものが個人の支給限度額となり、実際に幼稚園に支払った利用料と比較して少ない方の金額が償還されます。

自治体の定める認定要件をチェックしよう

利用にはあらかじめ認定を受ける必要があり、認定には保護者の就労証明書などが必要となります。申し込み方法や認定条件、必要書類は各自治体によって異なりますので、お住まいの自治体のホームページなどで確認してくださいね。

夏休みなどの長期利用では、幼児教育無償化制度による支給で利用料金をすべてカバーすることは難しいですが、家計にとっては大きなサポートとなります。いろいろな手続き等が必要となりますが、ぜひ利用したい制度です。

  • 筆者も先日、預かり保育のための認定書類を提出しました。当初の窓口は幼稚園でしたが、期日に間に合わない書類等は自治体に直接提出しました。「保育の必要性がある」という認定の要件や必要書類については、保育園の申込要件と大体同様であると感じました。

様々なサポートを利用して夏休みの仕事を乗り切ろう!

子どもを幼稚園に通わせながら働く場合、幼稚園の預かり保育の実施状況は必ず確認しておきましょう。夏休みも実施しているといっても、実際には夏休みの一部の期間のみしか行っていない幼稚園もあります。

期間や時間帯だけでなく、利用料金や利用条件等をあわせて確認しておくと、夏休み直前になって悩むこともなく安心です。未就園児のお子さんがいるママで幼稚園を検討している方は、希望する幼稚園の預かり保育状況についてもチェックしておきましょう。

幼稚園の預かり保育の他にも、ベビーシッターやファミリーサポートなど子育てサポートの種類は年々増加しています。幼稚園で預かり保育が実施されていない期間は、一時保育のサービスをスポットで上手に利用しながら仕事を乗り切っていけるとよいですね。

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hattori

1才と4才の男児を子育て中の2児の母。 団体職員として働いていたが、出産を機に退職。 現在は在宅Webライターとして活動しながら、在宅でのキャリア形成と育児の両立方法について模索中。