何もスキルがないから、フリーランスなんてムリ。そんな風に決めつけてしまってはもったいない!
フリーランスとして仕事をすることの最大の魅力は、時間に自由がきくこと。
これが、女性が子育てと仕事を両立させる一番の近道です。
仕事の合間に家事を片付けたり、子どものお迎えに行っても、誰にも気兼ねすることはありません。
ただ、今まで会社勤めの経験しかないと、独立というのは高い壁に思えますよね。
ここでは、そんなフリーランスの仕事の中でも、収入につながる5つの職種を選んで、解説します。
Webを活用した職種がほとんどですが、それぞれにメリット・デメリットが違いますので、ご自分にどれが合っているかしっかり目を通してください。
一生食うに困らない、手に職をもったワーキングマザーを目指しましょう!
在宅HTMLコーダー
HTMLコーダーとは、HTMLやCSSといった「言語」を使って、Webサイトを作る専門家のこと。
素人にはプログラマーとの違いがちょっと分かりにくいのですが、一般的なプログラミングと比較すると、未経験でもとっつきやすいのが特徴です。
需要もそれなりにあり、HTMLコーダーという職種の平均年収は380万円です。
フリーランスとして立派に独立できるお仕事ですよ。
- メリット
- 未経験でも、集中して学べば1カ月で仕事ができる専門職。
知識さえ身に付ければ、ある程度のレベルまでは誰でも同じようにこなすことができます。
- デメリット
- デザインとセットだったり、もう一段上のプログラミングとセットでの発注が多く、コーディングのみで継続受注を目指すにはやや力不足でしょう。
在宅Webプログラマー
Webプログラマーという職種の平均年収は419万。
頑張り次第によっては、年収1,000万以上稼ぐ人もいる、稼げる仕事です。
フリーランスとして独立するまでには、かなりの勉強が必要となってきますが、人手不足で需要は豊富。
とくにスマートフォンのアプリ開発者は、いま発展市場ですから、仕事に困ることはないでしょう。
子育てと仕事を両立しつつ、しっかり稼げるママを目指すなら、Webプログラマーがおすすめです。

- メリット
- 単価が高く需要もある、いわゆる稼げる職種。
また、アプリ開発などでは作ったアプリを子供に遊ばせることも!
モノづくりの喜びも感じられる仕事です。
- デメリット
- 勉強しなくてはならないことが多く、簡単ではありません。
独学は難しいですし、スクールにかかる費用も比較的高い傾向にあります。
両方の条件を備えたスクールで学んで、プロを目指しましょう!
在宅Webデザイナー
Webデザイナーも、フリーランスで仕事ができる職業のひとつ。
需要もそこそこありますが、個人のセンスも問われるため、勉強すればだれでも同じように稼げるというわけにはいきません。
また、デザインだけの発注は少なく、コーディングとセットであることが多いですから、フリーランスとして活動する前にHTMLなどの知識も身に付けましょう。

- メリット
- 需要が高く、専門職ですから、仕事の単価もデータ入力などと比べると高め。
Webデザインにもその時々の流行がありますから、フリーランスでもアンテナを張って、情報収集を常に行いましょう。
- デメリット
- センスによって仕事の結果が左右されるため、勉強すればだれでもできるわけではありません。
また、顧客の好みを掴みとるコミュニケーション力も重要です。
自宅でネットショップ運営
自分のお店を持つことを身近にしてくれたのが、ネットショップ。
事前準備を入念に行えば、実店舗を持つよりも低価格でお店を始めることができます。
最近は、テンプレートを使用して簡単にネットショップがオープンできるサービスもありますので、未経験の女性でも参入しやすい環境が整っています。
ただし、集客から自分で行いますから、マーケティングなどの勉強は必須ですよ。

- メリット
- 自分のペースで仕事ができますし、お店の営業時間を明記しておけば、深夜まで仕事をしなくても大丈夫です。
- デメリット
- サイトの開設、セキュリティの確保、配送ルートの手配、マーケティングの勉強など、始める前にさまざまなことを身に付けておく必要があります。
自宅で教室を開く
人に教えることが好きなタイプの女性には、自宅で教室を開くこともおすすめです。
すでに持っている講師の資格を活かすのも良いですし、Web業界であれば、いまからスキルを身に付けて先生を目指すことも可能。
自宅にいながら得意分野で活躍できるなんて、幸せな選択肢ですよね。
ネックは、生徒さんをどう集めるかという部分になります。

- メリット
- 教室を開いている時間は決まっていますから、深夜まで残業ということはありません。
時間のコントロールはとてもしやすい仕事です。
- デメリット
- 個人で開業する場合、同じような教室を持つ大手との競争になりますから、生徒さん集めが大変。
かかる広告費もバカになりません。
フリーランスの職業特集、いかがでしたでしょうか?
子育てをしながら、社会貢献できる人材として仕事をしていくには、これ以上の選択肢はないと私は考えています。
独立なんて自分には無理と考えがちですが、プロになるまでフォローしてくれるスクールを選んで学べば、実現も夢ではありません。
ただし、どの職種を取っても、フリーランスとして自分で顧客を開拓する営業力は必須です。
そのために、営業まで教えてくれるスクールを選んだり、人脈を作るためにIT企業などに一度就職するということも、一つの手段となります。
就職する場合には、今のライフスタイルに合ったIT企業を探すため、転職サービスを利用するとおすすめです。
Webで独立するのに必要なスキルから営業まで学べる講座はこちら
独立を視野に人脈を作りたい女性のためのIT企業転職サービスGeekGirlCareer
パソコンが身近な存在になった現在、子育てや家事に追われて、自己実現をあきらめるのはもったいない!
母、そして女性として理想の生き方を実現するために、Web系のスキルをぜひ身に付けてくださいね!
- 子育てしながら働きたい女性は 女性のためのお仕事特集 記事一覧へ
- 在宅ワークの基本知識は 在宅ワーク特集へ
次のページ >> 「サロネーゼ」とは?〜自宅で教室を開くには?〜

萩原由紀

最新記事 by 萩原由紀 (全て見る)
- 主婦の仕事復帰 スキルアップに必要な4つのチェックポイント - 2017年7月21日
- 女性のキャリアアップの悩み 子育てとの両立はできる? - 2016年5月23日
- 病児保育とは?病児保育室の現状と活用について知っておこう - 2016年3月24日
- 保育園に落ちたら退職?落選後の5つの選択肢とは - 2016年2月29日
- マタニティーハラスメントとは 事例と現状を解説します - 2015年11月13日