ワーママにとって、通勤は苦痛ですよね。
ただでさえ、育児と仕事で時間が限られているのに、通勤時間で一日の貴重な時間を消耗してしまうことに、疑問を感じる主婦もいるかもしれません。
ここでは、片道1時間の通勤を経験したワーママの感想をご紹介します。
普段は在宅勤務の主婦ですが、この経験を元に、通勤のメリット・デメリットを改めて考えてみました。
通勤時間の平均はどのぐらい?
ところで、通勤時間の平均時間ってご存知ですか?
アットホームは、都内に通勤する子持ちのサラリーマンに調査を行い、以下のように発表しています。
通勤時間は平均 58 分、「理想」は 35 分、「限界」は 86 分
通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向
通勤時間 60 分以上で 「苦痛」と感じる人が増加
この結果から、通勤時間の平均が「58分」で、60分以上になると「苦痛」と感じる人が多いということが分かります。
また、この調査からは読み取れませんが、通勤ラッシュも、苦痛と感じるかどうかの要因にありそうですね。
通勤のメリットとデメリット
ワーママにとって、通勤時間は大きな負担ですが、具体的にどういったデメリットがあるのか、詳しく見ていこうと思います。
- 保育園への送迎ができない
- 7時半に家を出ないといけなかったので、家を出るのが遅い夫が、保育園へ送ってくれました。
19時まで延長保育が可能だったので、お迎えは行くことができましたが、一度子どもが熱を出してお迎えが必要になった時は、早退ができなかったので、夫が早退してお迎えに行ってくれました。
- 通勤時間と通勤ラッシュ
- 片道1時間、往復で一日2時間のタイムロスは大きいですし、さらに朝の通勤ラッシュの電車に乗ると、一日のエネルギーの大半を使い果たしたくらい、グッタリとしてしまいますよね。
路線や時間帯にもよりますが、ギュウギュウになることもしばしば。
特に、朝8時台は、9時始業の会社のサラリーマンが多いため、一番混む時間帯です。
私の場合は、少し遠回りになっても、比較的空いている路線を探して通勤しました。
- 混むのは電車だけではない!
- 意外と盲点だったのが、コンビニが混むこと!
朝、少し早めに家を出て、お昼ごはんを買うために、最寄駅の近くのコンビニに寄ったら、長蛇の列!
電車に乗り遅れそうになったので、コンビニを諦めて、勤務先の駅の近くのコンビニに寄るも、こちらも長蛇の列!
結局、お昼の休憩時間に勤務先の近くのコンビニに行くと、ここも長蛇の列!
お昼ごはんを買うために、こんなに時間がかかるのかと驚きました。
- お金がかかる!
- 通勤している時、昼食は、コンビニか外食でした。
コンビニ弁当はお野菜が少ないので、サラダとサンドイッチ、飲み物と、通勤で体力を消耗していたので栄養ドリンクを買うと、1000円近く使ってしまっていました。
外食でも1000円近くかかりますね。
在宅勤務をしていた時は、簡単なものをパパっと作っていたので、一食300円〜500円くらいだったと思います。
お弁当を作ると良いのだと思いますが、そんな余裕はありませんでしたね。
今度は逆に、通勤することのメリットを見ていきます。
- ダイエットになった
- 結果的に1kg痩せて、体脂肪は1%くらい減りました。
電車が混んでいたので立っているのが運動になったのと、コンビニが混んでいるのであまりきちんと昼食を取れなかったことなども要因かもしれません。
在宅勤務だとあまり動かないですし、おなかがすくとすぐに食べられる環境なので、結果的にはダイエットになったと思います。
- コミュニケーションは取りやすい
- 今回は講師という仕事だったので、どうしてもその「場」へ行く必要がありました。
それはやっぱり、「場」を共有していたほうが、コミュニケーションが取りやすいという事実はあると思います。
通勤は在宅勤務に比べ、デメリットだらけ
いま働いている多くの人が片道1時間を通勤で使い、通勤ラッシュで体力を使い、さらにコンビニでも時間を使い、お金も使っているという現状です。
若くて独身のうちはまだ体力もありますが、30代に入り、さらに子どもも生まれると、無駄な時間や体力やお金を使っている場合ではありません。
そしてワーママにとって、保育園の送迎が思うようにできないことは、何よりも大きなデメリットです。
ただし、その場にいることが必要な職業もありますよね。
そういった職業を選ぶ時は、旦那さまやご実家などの協力体制を万全に整える必要があります。

子育て中の主婦は通勤のない働き方をしよう
「子育てしながら仕事をするには在宅ワーク おすすめの職種と働く方法」でも書きましたが、育児中の主婦には通勤のない在宅ワークが最適です。
通勤することは、時間を拘束されることでお金を稼ぐということです。
時間を拘束されずに、仕事の結果でお金を稼ぐ働き方にシフトしていくことをおすすめします。
そのためには、スキルが必要なので、子育て中でも学べる通信講座を参考に、スキルアップしてみてはいかがでしょうか?
- 子育てしながら働きたい女性は 女性のためのお仕事特集 記事一覧へ
- 在宅ワークの基本知識は 在宅ワーク特集へ
次のページ >> 主婦で稼げる在宅ワークとは?キャリアのプロが比較検討してみました

萩原由紀

最新記事 by 萩原由紀 (全て見る)
- 主婦の仕事復帰 スキルアップに必要な4つのチェックポイント - 2017年7月21日
- 女性のキャリアアップの悩み 子育てとの両立はできる? - 2016年5月23日
- 病児保育とは?病児保育室の現状と活用について知っておこう - 2016年3月24日
- 保育園に落ちたら退職?落選後の5つの選択肢とは - 2016年2月29日
- マタニティーハラスメントとは 事例と現状を解説します - 2015年11月13日