ネットを見ていると、在宅ワークでこんなに稼げる!楽して自宅で○○万円稼ぎましょう!…こんな広告が時折、目に飛び込んできますよね。
うまい話には裏があるとはよく言ったもので、世の中には在宅ワークを希望する人をターゲットにした悪徳商法もあります。
ここでは、キャリアアドバイザーが見た、堅実な在宅ワークの探し方をお伝えしたいと思います!
在宅ワーク探し方の現状
まず最初に、一般的に、在宅ワーカーたちが、どのように仕事を探しているかを見てみましょう。
togetwork.png”>togetwork.png” alt=”” width=”663″ height=”256″ />出典:tou/zaitaku/100728-2.html” target=”_blank” rel=”noopener”>厚生労働省「在宅ワーカーのためのハンドブック
厚生労働省の「在宅ワーカーのためのハンドブック」を見ると、「以前の勤め先」「以前の勤め先の取引企業」「以前の勤め先関係の知人の紹介」を合計すると、32.5%となっており、大きな割合を占めています。
確かに、発注側としては、仕事ぶりを知っている方に依頼するのが安心ですよね。
これから在宅ワークを始めようと思っている方は、まず、以前の勤め先の関係者からお仕事をいただけそうかどうかを考えてみましょう。
もし、お仕事をいただけそうな前職関係者がいない場合は、人脈を作るために、一度転職することを視野に入れても良いかもしれません。
探し方1 インターネットを活用
人脈での受注が難しく、人脈を作るための転職も難しい場合は、「応募」と「営業」の2通りです。
応募で一番簡単なのが、インターネットを使って応募する方法。
在宅ワークの探し方で一般的なものは、ネットを活用して求人情報を探すことです。
(手作業での内職は、ハローワークで探してみてください。)
通常の求人と違い、在宅ワークは、「クラウドソーシング」という募集の形が多く見られます。
安心な仕事探し クラウドソーシング
案件の情報や依頼内容をネット上に掲載し、応募してきた人の中から選び、業務委託をするという仕事のやり方。
クラウドソーシングに出される仕事は短期的・部分的であることが多いため、発注する側にとっては、社外のプロに任せた方が、人を採用するよりも低コストで高品質な仕事が実現できます。
いっぽう、受託する側にとっても、作業時間や、スキルレベル、報酬などが分かりやすく説明されるため、納得して応募ができるというメリットがあります。
クラウドソーシングで有名なサイトには、下記のようなものがあります。
JobHub
派遣サービスで有名なパソナのグループ会社・パソナテックが運営するクラウドソーシングサービス。
クラウドソーシングというと一般的には技術が必要な案件が多いですが、JobHubは派遣で働いていた女性が多く集まるサービスなので、秘書やコールセンター業務、バックオフィス業務などの案件も多いのが特徴です。
登録無料!手数料無料!お仕事マッチングプラットフォーム「Job-Hub」
探し方2 自分で営業
インターネットで仕事を探すのと同時に、自分で営業をかけられるようになっておくと理想的です。
在宅ワークでは、仕事を得ることが収入につながる大切な第一歩となりますから、仕事を得る手段を増やすことは、リスク管理の一環として非常に大切です。
ただし、営業職を経験した人でない限り、営業スキルについて知識のある人は多くないはず。
そんな人は、スキルを身に付けた後、お仕事とのマッチングまでを支援してくれるスクールを選ぶのがおすすめです。
お仕事とのマッチングまでサポートするスクール GeekGirlLaboの認定制度
在宅ワーク探し方の体験談

クラウドワークス登録歴2年浅賀さん(Webデザイナー)
在宅ワークを始めた頃、求人の中には悪徳業者も含まれているという話を聞き、信頼できるサイトを探してクラウドワークスにたどり着きました。
企業からの信頼も篤いサイトで、Webデザインの案件が多く掲載されているので、最近の仕事はここ一本に絞っています。
仕事の探し方としては、効率的なのではないでしょうか。
お仕事相談ができる掲示板のようなところもあるので、時間がある時はそこを覗いたりしています。

JobHub歴1年4か月匿名希望さん(データ入力)
私はプログラミングやデザインなどはできないんで、データ入力などいわゆる「作業」の仕事があるクラウドソーシングサービスとして、JobHubを選びました。
このサイトの魅力は、プログラマーのような専門的スキルがなくても、できる仕事があるという点だと思ってます。
ネットで単独の求人を探すよりも安心して参加できるので、おすすめです。
自分で営業をした体験談

自分で営業を始めて役3年磯部さん(Web制作)
在宅ワークを始めた頃は、インターネットを中心として仕事を探していました。
しかし、自分がWeb制作スキルを学んだスクールで、営業について教える講座が始まったということで参加してみました。
そして学んですぐに、地元の個人商店向けにホームページを作るための営業をかけてみたんです。
初めのころは、受注につながらなかったんですが、相手の方から「こんなサービスがあれば使ってもいい」なんていう意見をもらえて、自分のサービスの改善につながりました。
今では地元でクライアントも増え、商工会に参加もしています。営業は、将来的にバリバリ仕事をしたい人におすすめの仕事の探し方ですよ。

在宅ワークの探し方をまとめると
いかがでしょうか、今まで敷居が高いと思っていた仕事探しが、急に身近になったのではないでしょうか?
体験談の2人が言うように、クラウドソーシングサービスを使うと、発注元に対する安心感を得ることができます。
こういったサイトを活用することで、経験値を積んでみると良いでしょう。
また、在宅ワーク探しを効率的に行いたい場合は、スキルを身につける段階から、「案件数の多い在宅ワーク」をこなせるスキルを身に着けておくことも大切です。
在宅ワークの種類別案件数をまとめましたので、参考にしてみてくださいね!
- 子育てしながら働きたい女性は 女性のためのお仕事特集 記事一覧へ
- 在宅ワークの基本知識は 在宅ワーク特集へ
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萩原由紀

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